更新日:2026.03.05

【開催報告】早稲田大学・札幌医科大学スポーツ医科学研究会

2026年2月28日(土)、札幌医科大学を会場として「第15回 早稲田大学・札幌医科大学 スポーツ医科学研究会」を開催いたしました。

本研究会は、スポーツ医科学における最新の知見を共有し、両大学の連携を深めることを目的として継続的に開催されており、今回で15回という大きな節目を迎えました。15回を数える本研究会の継続的な運営は、両大学の教員および大学院生による緊密な連携と多大なる尽力によって支えられてまいりました。当日は学内外から多くの皆様に足を運んでいただき、大変盛況な会となりました。

今回は「足関節捻挫を“軽傷”で終わらせない ― 適切な診断から再発予防・競技復帰まで ―」をメインテーマに掲げ、活発な議論が交わされました。

【公開講座】

公開講座では、臨床・研究の第一線でご活躍されている2名の先生をお招きし、ご講演をいただきました。

講演1:「足関節捻挫の診断と治療選択」田中 博史 先生(百武整形外科・スポーツクリニック 副院長)

講演2:「足関節捻挫後リハビリテーションの機能評価・段階的負荷・再発予防」小林 匠 先生(群馬大学大学院 保健学研究科 教授)

エビデンスに基づいた最新の知見から実践的なアプローチまで幅広く解説いただき、参加者一同にとって非常に有意義な学びの機会となりました。

【冬季オリンピック活動報告】

また、本学スポーツ医学講座の渡邉 耕太 教授および保健医療学部の戸田 創 講師より、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックにおける医学サポート活動についての報告が行われました。国際大会の最前線で選手を支える医療体制や現場での取り組みを伺い、スポーツ医科学が果たすべき役割の重要性を改めて確認する時間となりました。

【研究報告会(ポスター発表)】

講演に先立ち行われたポスター発表による研究報告会では、当講座より大学院生の谷口、橋本が日頃の研究成果を報告いたしました。フリーディスカッション形式で行われた本セッションでは、参加者の皆様と活発な質疑応答が交わされ、次年度以降の研究活動のさらなる発展に繋がる示唆を得る貴重な機会となりました。

結びに代えて

最後になりますが、ご多忙の折、遠方よりご講演を賜りました田中先生、小林先生、ならびにご参加いただいた皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。皆様のおかげをもちまして、15回という節目にふさわしい、実り多き研究会となりました。

当講座では、今後もこのような研究会を通じて、スポーツ医学のさらなる発展と、地域医療・競技スポーツへのより一層の貢献を目指してまいります。